
先日、第二種電気主任技術者試験(通称:電験二種)を受験してきました。
業界の人でないとどんな試験なのか知らないと思います。
ここでは簡単にどんな試験で、私の受験した感想などを記したいと思います。
1.電験二種とはどんな資格なのか?
電気主任技術者は国家資格で、ランクが3つ分かれています。
今回私が受験した二種は3つのランクの真ん中になります。
ランクの違いを簡単に言うと、携わることのできる建物が何ボルトの電気を使っているかで変わってきます。
| 資格種別 | 第一種電気主任技術者 | 第二種電気主任技術者 | 第三種電気主任技術者 |
| 電圧 | 17万ボルト以上 | 17万ボルト未満 | 5万ボルト未満 |
具体的には三種ではビルや工場や学校などの電気の保安業務を行えますが、二種だと変電所などより上流の仕事に携われるということです。
試験は、一次試験の4科目に合格した場合、二次試験に進むことができます。
一次試験は科目合格制度があり、合格した科目の受験は2年後まで免除となります。
一次試験を通過した場合、翌年までは免除となり、二次試験から受験することができます。
| 科目 | 特徴 | 備考 | |
| 一次試験 | 理論 | マークシート式。計算問題中心。90分 | 合格後は2年後まで受験を免除。 4科目合格で一次試験合格。 一次試験合格後は、翌年の受験が免除。 |
| 電力 | マークシート式。知識問題中心。90分 | ||
| 機械 | マークシート式。知識問題中心。90分 | ||
| 法規 | マークシート式。知識問題中心。65分 | ||
| 二次試験 | 電力・管理 | 記述式。計算問題と論述問題。120分 | 記述式なので部分点が採点される。 |
| 機械・制御 | 記述式。計算問題中心。60分 |
2.今回受験した感想
先述のように、試験には科目合格制度があります。
つまり計画的に科目合格を狙って、3年間で4科目合格することを目指すことができます。
一説には、1年目に「法規」以外の3科目を合格して、2年目は「法規」の合格と二次試験を受験し、もし二次試験を落としても翌年一次免除で二次試験を受験する、というのがセオリーのようです。
私は昨年、この方法で受験を試みましたが、合格したのは「機械」のみでした。
そのため、今年は「理論」と「電力」を受験し、来年に「法規」と二次試験を受験するつもりでいました。
会場は都内の大学ですが、受験者の多さに驚きます。
なんとなくマイナーな資格のような気がしているのですが。(界隈ではもちろん有名です)
前回受験したときと同じ過ちを犯しました。
・スマートウォッチは使えないのに代わりの時計を持って行かない
・教室はエアコンが効きすぎる場合があるのに、羽織るものを持って行かない
時計については、前回の会場では教室に時計があったので困りませんでした。
そのため、今回も大丈夫だろうと思って持っていきませんでした。
しかし、今回は教室に時計はありませんでした。
そのため、感覚で時間配分をするしかなく、「理論」は時間が足りなくなりました。
エアコンについては前回は本当につらかったのですが、今回はそこまで気になりませんでした。
これから受験する方には、以上の二点は注意していただきたいです。
(基本すぎる?)
3.問題の難易度と結果は?
「理論」は電験三種とは比較にならないほど難しいと感じました。
問題のパターンが多く、計算も複雑になっています。
感触としてはさんざんで3割から4割しか正答できてないだろうなぁという感じでした。
「電力」についてはSNSで易しかったという意見もあったように、私も易しかったように感じました。
三種のテキストの内容を理解していて、二種の過去問をやっていた人なら合格ラインに届きそうです。
そして自己採点の結果は・・・
「理論」 63点
「電力」 56点
見事、合格ラインを超えました。
(二種一次の合格ラインは90点満点中6割の54点です)
学習時間も少なく、手ごたえもいまいちでしたが、これで予定通り「法規」残しに成功しました。
来年の受験に向けて、これから勉強を頑張ろうと思います。

